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内山 武俊

Author:内山 武俊
シンク長野青木島校代表の内山です。
子供たちが「考える力」を身に着け、自分に正直に優しくたくましく生きていってほしいという想いから「ぶんぶ学院」を「シンク青木島校」へとグレードアップ&リニューアルしました!

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みんなが笑顔で仲良く自分に正直になれたらいいなっていうブログ
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失敗はお宝
先日私の教室が始まる5分前に、いつも元気に登場する小4の男の子が

この時はいつにも増して興奮気味に入ってきました。

どうやら前日に見たテレビ番組で

”ホワイトボードにマジックで描いた絵に水をかけると浮かび上がってくる”

という実験を見たらしく、

この教室にホワイトボードがあることを思い出したようで

教室に入って来るや否や「ホワイトボードとマジックと水貸して!」

と言って、さっそく実験開始!(笑)

しかしいくらやっても字がはがれて浮かび上がってきませんでした。

他の子も興味深く見守っていましたが、そのうちの1人は同じテレビ番組を見たらしく

家ですぐに同じ実験をやってみたものの、やっぱり上手くいかず

そのうえ家の机周りを水びだしにして、お母さんにめちゃめちゃ怒られたそうです。

いや~お母さん、そこは怒らずに見守ってほしいところですよ。

間違ったり失敗してすぐに怒ってたりダメ出しし続けてしまったら、

「失敗はお宝」って子供が思わなくなってしまいますから。

失敗を恐れるあまり、完ぺき主義のまずい精神状態になってしまいますから。

もう新しいことにチャレンジしなくなってしまいますから。

子どもが好奇心から興味を持ったことにチャレンジするときは

失敗や怪我はセットだと思って、多少のことは目をつむってください。


この後教室でお絵かき問題を解いた前述の子は

どうしても実験が上手くいかなかったことが納得いかないらしく

今度は少しざらざらした机の上にマジックで印を描いて

IMG_0548.jpg 

水を垂らしてしばらく待つと

おおおーー字が剥がれて浮かび上がってきたーーー!やったね!

IMG_0549.jpg 

満足、納得、この笑顔(笑)

でもどうしてホワイトボードで出来なくて、机では上手くいったのかな…?

大事なポイントはココです。

「なんで?どうして?」と考えることが、さらに複雑な思考回路を作り出すわけですから。

お絵かき問題でも同じですが、

最初から上手く解けたりする必要はありません。

失敗(間違い)→考える(創意工夫・試行錯誤)→上手くいく(成功・正解)

この流れの体験をたくさんした子が、本物の力をつけていくのではないでしょうか。

くれぐれも、子供が自ら何かをしようとする時に

好奇心を潰すような余計な言動を大人がしないように願うばかりです。






危険なスポ少
このところ面談している家庭での問題として

立て続けに「行き過ぎた運動系習い事」がありました。

いわゆる「スポーツ少年団」というやつですが

野球
サッカー
ドッジボール

あたりが多いですね。

土日は毎週練習か試合。

小学生なのに、長期休みには県外まで遠征試合に行って

クタクタになって帰ってくるそうです。

せっかくの休みにリフレッシュ&リラックス&リセットできずに

休み明けの学校に行ったらどうなるでしょう。

監督から怒声・罵声が飛び交うようなスポ少チームは

子供たちがどんどん辞めていき

試合には強いチームなのでしょうが、人数はギリギリで

辞めたくても辞めさせてもらえないという

ブラック企業さながらのチームもあるそうで…


大切な感味力育成と思考回路作成時期に最優先しなければいけない

外遊びの時間を削って何をしているのでしょうか。

余りにも度が過ぎやしませんか?

偏りすぎですよ。

子供たちから笑顔が消え

自然に育つべき能力が全く育っていません。

いろんな話をしたくても会話が成り立ちません。

様々な実体験が少なすぎて

言葉や文字から何もイメージできていないのです。

そこまで大切なものを犠牲にして

そのスポーツから得るものとは何なのでしょう?


将来トップアスリートになって

生涯困らないほどの報酬が得られるのは何パーセントの人たちなのでしょう。

ほとんどのスポーツ選手が短い現役生活が終わった後のことで悩んでいます。

スポーツに全身全霊で打ち込むことは結構なことですが

せめて中学生からにしておかないと

その子からスポーツを取ったら何も残らないという悲惨な結果になりかねません。

12歳以下の子がするスポーツは、あくまで楽しむことが目的であって

勝ち負けにこだわる必要は一切ありません。

遊びの延長上になければいけないのです。

監督やコーチが、ミスや失敗をした子供を怒鳴り散らしたり

罵声を浴びせるなども言語道断です。


ただでさえ健全に育ちずらい現代の環境に置かれている子供たちを

大人の自己満足で、これ以上不健全にするのはやめましょう。

土日はもっと親子でやらなければいけないことがあるはずですよ。

http://www2.chokai.ne.jp/~assoonas/UC42.HTML


本物を感じ味わえるように
数年前、教室の子供に

「好きな食べ物は何?」と聞くと

『カップラーメン!』

と答えた子が数名いました。

お察しかと思いますが、環境設定がほとんどできていない家庭の子でした。

当時はこの答えに「はぁ!?」としか思えなかったのも

環境設定の重要性を強く訴えてはいなかったという

私自身の認識の甘さがあったと思います。

もしかしたらこの子は本当に美味しいものを食べたことがないのかもしれませんが

あのカップラーメンの油で揚げた麺と、

下がしびれるくらい化学調味料たっぷりのスープの刺激が

この時のこの子の【美味しい】という感覚だったのでしょう。

この強い刺激に麻痺してしまった味覚と脳神経には

無農薬で丹精込めて育てた野菜の自然な甘さや

無添加の本物のダシからとった味噌汁の深い味わいなどは

【美味しい】とは感じ取れないかもしれません。


私がまだどんぐりに出会うその昔

買い物に行くと、よくスポーツドリンクを買って

家族みんなで飲んでいました。

何となくのイメージで

炭酸飲料じゃないし、そんなに甘くないから体に良さそうと思って

家の冷蔵庫には大概入っていたのでした。

だから子供たちも水やお茶を飲むよりも

清涼飲料水を好んでいたのを思い出すと

やはりあの甘い砂糖、もしくは人工甘味料の刺激に麻痺していたんですね。

今ではそういった飲み物の危険性を理解していますので

家庭内ではほとんど水でたまにお茶を飲んでいます。

100%のジュースもたまに飲みますが、月に1~2回くらいでしょうか…

いずれにしても清涼飲料水をやめて水に変えたことで

最初は子供たちも物足りなさを感じたかもしれませんが

今ではどんな時でも水だけで十分事足りていますし

スーパーなどに行っても、

「ジュース買いたい!」と言われることは全くありません。

そして親が作るご飯をしっかり味わって

「美味しい!」と言ってくれます。

このように人間は強い刺激を受け続けると

その刺激にしか喜びや快楽や満足感を感じなくなります。

これが子供であれば

その刺激は大人が感じる何倍もの影響を受けると言われています。


またこれは飲食物だけでなく

生活面や学習面でも同じことが起こります。

幼い子供の敏感な成長途中の脳神経に対して

テレビやゲームのような2次元の激しい音と光の刺激を

毎日大量に与えたり

くり返しの計算問題や、大量の漢字の書き取りのような

単調な刺激を与え続けると

じっくり文章を味わって、繊細な部分まで読み取るような問題には

全く反応できなくなってしまうのです。

表情から笑みは消え

能面のような顔つきになり

こちらから問いかけに全く反応しない高学年の子も少なくありません。

子供たちのこのような反応を少しでも感じ取れたら

子供の周りにある強い刺激物を極力排除していただくことを

つよくおススメします。

悪い刺激を受け続けた期間が短ければ短いほど

排除してからの回復も短くて済みます。

どうか本物を感じ味わえるように育てていただけたらと思います。





卒園式の練習
先日、めずらしく次女(年長)が朝起きた時から機嫌が悪く

「保育園に行きたくない」と言い出しました。

いつもなら私よりも早く起きて、すぐに着替えて、

保育園に行くまでの1時間半ほど、

いろんなこと(お手伝い、お絵かき、工作、おもちゃのピアノなどなど)をして、

本当に楽しそうに遊んでから元気に保育園に行く次女が

この日はいつまでもストーブの前でゴロゴロして、機嫌が悪かったのです。

これは何かあったな~と思って聞いてみると

今週から卒園式の練習が始まったらしく

遊びの時間を減らしてまで

みんなで完ぺきにできるまで何度も何度も繰り返しているらしいとのこと。

で、奥さんもコリャいかんと思って

保育園の先生に「練習もいいけど、外でしっかり遊ばせてあげてください」

とお願いしたところ、

さっそく外でしっかり遊べたらしく

今朝の次女はいつも通りのご機嫌なまま、元気に保育園に行きました。


求める保護者がいるからなのでしょうけど

保育園ですでに「完ぺきにできる」ことを子供に求めるのは

親にとっては満足かもしれませんが

子供にとっては良いことなどほとんどありません。

子供の成長を見て、感じて喜ぶのは、どんな親でも当然のことですが、

子供の自然な成長と情緒の安定を無視してまで

管理されて、やらされて、できるようになった卒園式での発表会を見て、

そこだけを見て感傷に浸るはいかがなものかと思います。

普段からじっくり・ゆっくり・ていねいな子育て環境の中で

あわてず・さわがず・おだやかに我が子を見守り続けていれば

日々、子供の成長に喜び、進化に感動できますよ。



3年でここまで成長
小2からうちの教室に通っている子で、今は小5の男の子がいます。

入ったころは親も様子見的な感じで、

ゲームこそ持っていないものの、環境設定は完ぺきというワケでもなく

週1問ペースでのんびりやっていました。

とにかく最初はこんな感じで

IMG_1688.jpg 

使っているノートも普通のB5のノート(笑)

私自身今ほど環境設定の重要性を強くは伝えていなかったし、

強制もしていませんでした。

ご両親は普通に共働きの公務員の家庭。

忙しそうだな…と、つい遠慮してしまい

環境設定において、もう一歩踏み込んだところまで引き上げられれば…

と、多少やきもきしていました。


それでも当の本人はいたってマイペースで

この子なりに楽しんで続けるうちに、いつの間にかどんぐり歴3年。

今ではこんな感じに

IMG_0239.jpg 

この絵だけでもかなりの進化を感じられますが、

学校では先生に相当高い評価を受けているそうです。

先日も、学校では算数で「割合」という

ほとんどの子が理解に苦しんでいる単元で

唯一この子だけがひょうひょうと問題を解くものだから

先生に「キミはどうしてそんなに簡単に理解して解くことができるの?」

と聞かれたそうです。

この子は正直に「しょうざん(どんぐり式)の勉強をしているからだと思います」

と答えたそうです(笑)

で、結局そんな流れからなんと、

「毎朝の計算プリントの時間に、僕がやっているような文章問題を

みんなでやってみたらどうですか?」

と、先生に提案したそうです。

いや~ビックリしたというか、参りました。

本来なら僕や保護者から提案すべきことなのに…

この子の成長・進化は毎年確実に見て取れたのですが、

特にここ1年くらいは自分の考えや意見を言えるようになってきたな~

と感心していた矢先の出来事でした。


とはいえ、せっかく学校で取り組んでもらう機会ができたのに

ただ問題だけを渡したのでは、当然上手くいくわけもないので

ちゃんと正しい取り組み方も伝えないと意味ないですね。

環境設定の重要性も。

学校の先生はどこまでめんどくさがらずに取り組んでくれるかな…












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