「あぁ楽しかった!」
うちの次女が外遊びで満足した後に
笑顔でこの言葉をよく言います。
先日もコスモスが咲き乱れる高原で
トンボを追いかけまわすこと1時間。
すっかりトンボ採り名人になった次女は
車に戻ってきたときに元気にこの言葉を言い切りました(笑)
この言葉、小学生のうちに笑顔でどれだけ言ったかが
私の子育ての基準です。
話変わって、先日次女の小学校で運動会がありました。
雨が多かった9月でしたが、運動会の練習はかなりやりこんでいたようです。
学校からのお便りでも、かなりの力の入れようだなというのが伝わってきました。
そして運動会が終わって、次女に聞いてみました。
「どう、楽しかった?」
『う~ん…楽しかったかとか言われると、そうじゃないんだよね~」
とちょっと歯切れの悪い答えでした。
運動会当日の様子も含めて、内情に詳しい奥さんに聞いてみると、
「やっぱりアレは子供の為じゃなく、親の為の運動会だよ」
だそうです。
毎度のことですが「運動会」や「音楽会」は子供の為の
体を動かすことや歌うことを楽しむためのイベントではないようで
本当に残念です。
ともすると学校では、こういった特殊なイベントに限らず
日々の学習でも、主体性があまりなく
「やらされている感」の強いものが多くあります。
人間のベースを作らなければならない大事な時期に
こんなことばかりやり続けては、この先成長してから
自分から考えて行動できるようになれるとは到底思えません。
また子供たちは一つ一つをじっくり楽しむことをさせてもらえず、
指示・命令・怒声を受け続ければ、当然ストレスが溜ります。
学校でそんな状態なのに
家では宿題をやらされ
休日には習い事をやらされ続けたら
いつ子供はストレスのない、好きなことややりたいことを
自ら自由に考えて、行動でき、楽しめるのでしょうか。
そして「あぁ楽しかった!」の一言が自然に言えることはあるのでしょうか。
子供たちが
子供時代にやらなければいけないこと
子供時代に感じなければならないこと
子供時代に主体的に発してほしい言動
これらを子供たちができているかどうかを
周りの大人たちは何よりも気にかけてあげる必要があるんじゃないですかね。
主体的に楽しめる力があると、人生はぐっと楽しくなりますよ♪
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