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内山 武俊

Author:内山 武俊
シンク長野青木島校代表の内山です。
子供たちが「考える力」を身に着け、自分に正直に優しくたくましく生きていってほしいという想いから「ぶんぶ学院」を「シンク青木島校」へとグレードアップ&リニューアルしました!

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しんきんぐブログ
みんなが笑顔で仲良く自分に正直になれたらいいなっていうブログ
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知ってほしい
今年度に入ってゴールデンウイークが明けたくらいから

小4の二人の男の子の様子がおかしいことに気が付きました。

お絵かき問題が解けなくなり、

「分からない」を口にすることが増えました。

それぞれ全く性格の違う二人で小学校も別々です。

共通するのはどちらも4年生ということ。


一人はどんぐり歴2年ちょっとで、普段からやんちゃで元気な子。

それでも丁寧で楽しい絵を描く子なのですが

「考える」段階になると、描いた絵を使わずに計算のみで答えを出すことが増えました。

当然それでは無理が生じ、「分からない~」をつぶやくことも…

コリャいかんと思って本人や親にいろいろ聞いてみると、

どうやら4年生になってから、急にクラスで

「み〇りっこ計算」という音声計算をやりだしたというのです。

しかも学校だけでなく、家で宿題でもやらされているという始末。

実際に使っている教材がこちら
足し算 
引き算 掛け算割り算
4年生なのに、足し算から割り算まで

全てパターン丸暗記でスピードを重視した最悪の学習法です。

答え 
こちらはペアになってやるときに、チェックする子が見ている答えです。

チェック表
こういうチェック表で進度や秒数を明確化して

やる気を煽ります。 


次にもう一人の子のお話ですが

こちらはどんぐり歴1年半ほどの大人しい男の子

最初は絵を描くことがなかなかできずに苦労しましたが

半年以上かかってようやく文章通りの絵図が描けるようになり、

答えも少しずつ正解にたどり着くようになり、これから更に楽しみな子だったのに

やはり5月くらいから楽しく絵が描けなくなり、

答えにたどり着くどころか、文章問題そのものが嫌そうだったので

親に聞いてみたところ。

こちらは花〇学習会の教材を学校と家でやらされていたということが分かりました。

その教材がコチラ。
CCF20170601-001.jpg 
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CCF20170601_0002.jpg 
CCF20170601_0001.jpg 
どこでもやってるような計算ドリルを

「気合いと根性」でひたすら大量に速く解かせる

お決まりのスピード・パターン学習です。

もうため息しか出ません…

この子の親が担任の先生に

こういった計算ドリルをやらせたくないと申し出たところ

この教師は「勝手にしろ!」と捨て台詞を吐いときながら

学校で最後まで終わらせるように強制しているということでした。

上の写真の4枚目はこの子が実際にやらされたものですが

途中で止めてしまっている子に対して

「さいごまでやりきろう」と一言。

どうしてこの子が途中で投げ出したのか?

その理由を全く考えない、結果オンリーの教師だということが見て取れます。


小3まで計算問題を重点的に勉強してきた子は

脳の神経回路作成の最終段階に入り始める小4で

こういった実態を伴わない、記号に反射的に対応する

スピード・パターン学習で単純思考回路を更に強化し、

とどめの一撃を与えられているわけです。

おそらくこういったクラスの多くの子は

この先、5年生、6年生と進むほどに

義務教育レベルの簡単な文章問題ですら「わからない」と言うでしょう。

これらの教師に悪意があるわけではないでしょうが、

子供たちの反応や表情に何も感じず

《早く正確に》計算ができれば応用(文章)問題ができると思い込んで

子どもたちを勘違い教育の犠牲者にしてしまっているわけです。

そしてこれは今この瞬間も全国の小学校で行われています。

コレこそが【教育犯罪】と言わずして何と言えばよいのでしょうか。

何もわからずに苦行に耐えている子どもたちが可哀そうすぎます。


この度長野県内でも糸山先生の講演会が開かれますが

ぜひこの機会にご参加いただいて

子供たちが日々与えられてる学習(脳に与える刺激)が

本当の賢い頭を育てる意味で

本当に正しいものなのか?

リスクはないのか?

健全な成長に反していないか?

ストレスを溜めずに心穏やかでいられるのか?

という点でも比べて考えていただきたいと思います。

そして「どんぐり理論」という

同じ人間力を高める子育て・学習理論でも

やろうとしていることは全く真逆であるということを

親も先生も知ってほしいと思います。

実践するかしないかは皆さん次第ですが

子どもたちを教育犯罪の被害者にするかしないかは

大人たち次第です。







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感じ、味わい、楽しむこと
先日、恒例のしょうざん山歩きをしてきました。

1か月前に下見で登った「飯綱山」ですが、

今回は山頂にあった雪はすっかりなくなり

天気が良く気温も涼しめで、絶好のコンディションでした♪

去年に比べると大幅に標高が上がり(1,917m)、

道中も岩場が多く、傾斜もキツイ本格的な登山なのですが

多くの子供とその保護者が参加してくれました。


初心者向けの山とは言え、大人でもかなりキツイ道中となりましたが

それぞれのペースで全員登頂できました!

とは言え、しょうざんの山歩きは登頂が1番の目的ではありません。

1番の目的は

感じて

味わい

楽しむこと

です。

これを出発前に全員に伝え、準備運動をしてから登り始めました。


途中だんだん道の傾斜がキツくなってくると

特にやんちゃな男の子たちは

「疲れた~、喉乾いた~、休憩する~」

を連呼するのですが、

それでも途中めずらしい草花があればじっとのぞき込んだり

鳥の声が聞こえれば、その鳥の解説をしながら鳴きまねをしたり

雲が近いところをかなりの速さで動いているのに驚いたり

ひらけた見晴らしのいい場所まで登ると

「わ~すげ~!」、「きれいな緑だね~!」、「うわ~高い~!」

などなど、一斉に感じたことを口にするのでした。

これは日常では体験できない、

ここでしか味わえないことです。

こんな感じでゆっくり楽しみながら山を歩いたので

予定よりも1時間近くオーバーしてしまいましたが

何物にも代えがたいことですので、そこはご愛敬♪

学校の登山ではそうはいかないかな…


ところで、登り始める前に伝えた

「感じ、味わい、楽しむ」ことは

じつは保護者の方へのメッセージで

子どもたちにはそんなこといちいち伝えなくても

本能的にその能力を持っています。

しかし現代の多くの子供たちは

「できる」ことを目標とした細かい指示を出されたり

じっくり考えるための「間」を与えてもらえず急かされたり

一見無駄と思えるものは、極力合理的に排除されたりするので

学ぶことの源泉ともいえる「感じ、味わい、楽しむ」という経験を

日常ではじっくりさせてもらえず、

ただ感情やイメージを伴わない「結果」だけで

親や先生から評価されています。

低学力化・勉強嫌いの一番大きな原因はコレでしょう。


だからどんぐり倶楽部はまず

「感じ、味わい、楽しむ」ちから、

つまり「感味力」の育成を重要視します。

感味力を伴わない学びには、その先がないのです。

そんな子は、応用や発展はおろか、

ただ目の前の問題を解くことができるという

上辺だけの学力を付けているだけなので

勉強が苦痛になり、やがて嫌いになります。

必然的なことです。

だから今回の登山でも保護者に向けて言ったつもりです。

「感じ、味わい、楽しむ」ことを大切にしてくださいと。

結果的に感味力が育った子は人生を楽しむことができます。


来年はどの山を歩きましょうかね…












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