プロフィール

内山 武俊

Author:内山 武俊
シンク長野青木島校代表の内山です。
子供たちが「考える力」を身に着け、自分に正直に優しくたくましく生きていってほしいという想いから「ぶんぶ学院」を「シンク青木島校」へとグレードアップ&リニューアルしました!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

しんきんぐブログ
みんなが笑顔で仲良く自分に正直になれたらいいなっていうブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

自分の足で歩く生活を
現代の小学校で出される宿題は簡単です。

何も考えずに反射的に行う作業が大半だから。

『計算ドリル、漢字の書き取り、音読』

感情を殺して、ストップウォッチでタイムを計りながら

時間内でただこなすことを考えてやれば、何てことないでしょう。

そのやり方・習慣に慣れてしまった子にとっては。

でもその宿題が自分の頭を良くするどころか

どんどん考えられない頭を育てていることに気づいている人はほとんどいません。

簡単な作業だけに、それにどっぷり染まった子は

複雑でじっくり取り組まなければ解けないような文章問題を

身体全体で拒否します。

当然です。ずっと車いすに乗って移動していた生活だったのに

自分の足で歩いてごらんと言われても、辛くて辛くて仕方ないはずです。

つまらなくても、楽な車いすの生活だけでこれまでの自分を作り上げてきたのだから。


怪我をしているわけでも障害があるわけでもないのに

無理やり車椅子に座らされ、

あるときが来れば自分の足で歩かないと到達できない課題を与える。

そんなの無茶苦茶じゃないですか?

なぜ最初から自分の足で歩く生活をさせないのでしょう?

大人の都合で楽をさせて、ある日突然「うちの子は歩けない!」と騒ぎ立て

しまいには「なんで歩けないんだ!?」とわが子を攻め立てる。


小学校に上がるまで、笑顔いっぱいに外を飛び回っていた子が

小学校に上がって間もなく、宿題を前にすると表情が曇り

やがて体全体で嫌がるようになる。

当然です。子供は自分の足で歩いて

その子のペースでゆっくりと学んでいきたいんです。

それなのに、この車いすに乗らなければ学校の勉強についていけなくなる

などという勘違い教育を何の疑いもなく押し付け

子供の自然な反応を無視し、大切なものを押し潰して

気が付いた時にはもう正常な状態に戻れなくなっている。

せっかく私の教室に来て、どんぐり理論を知り

せっかくひとりで歩くきっかけが目の前にあるのに、

どうしても親が車いすの生活を推奨することから逃れられない。

「子供の将来よりも、小学校の宿題なんかめんどくさくてやりたくない!」

ってハッキリ言ってもらった方が、よっぽど私もあきらめがつきます。

ところが、他人に丸投げしておいしい所だけいただきますっていう親御さん。

もうこれ以上子供を苦しめるのは勘弁してください。

本当にかわいそうすぎます。


スポンサーサイト
テレビの恐怖
このところ体験に来た子や既存の生徒で、

ゲームはやっていないがテレビばかりずっと見ている

という子が特に気になりました。

おそらく親御さんの中でもゲームは何となく悪影響感が強いと

思っているらしいのですが、テレビに関しては

どぎつい内容のものでなければ

一般的に誰でも見るNHKEテレの番組や

子供向けのアニメなどであれば問題ないと勘違いしている人が多いのではないでしょうか。

3歳以下の子は別として、

絶対にテレビを見てはいけないというワケではないし

もちろん見る内容も大切なのですが

テレビの特性そのものにちゃんと目を向けたほうがいいでしょう。


あの画面からの情報は、目と耳だけに送られる一方通行のものです。

見ている側からテレビに能動的に話しかけたり意見を述べることはありません。

近年若い人のコミュニケーション力の低下が問題視されていますが、

幼少から常にテレビが付いている環境で育った人間が

他人と会話するのが苦手になるのは致し方ないことでしょう。


また画面に映る文字や音声(言葉)と同意義、あるいは補助的な内容の映像が流れるので、

容易に内容をイメージできてしまうのも、テレビの特徴の一つです。

つまり言葉や文字だけから頭の中でイメージする手間がないので、

読解力や想像力の成長を妨げてしまうのです。

そういう意味では、まだラジオの方がましです。


さらに最近のテレビは激しい光と音の効果が強く、

脳内神経回路の発達中の子供には、大人が感じる何倍もの強い刺激を与えてしまうのです。

それにより、さらに強い刺激のものでないと反応しない神経回路が出来上がってしまいます。

そうなれば、わずかな変化や些細なことなど気付かなかったり、

じっくり味わったり感じとったりする繊細なこともできなくなってきます。


これらの弊害は年齢が低ければ低いほど悪影響が強く、

「特に3歳以下はテレビを見せてはいけません!」

と小児科医がよく言うのは、こういう理由からなのです。

テレビ以外にゲームなどもそうなのですが、

特に親御さんがテレビやゲームが好きなお家は

本当に注意が必要です。

小さい子供のいるお家では、

テレビのリモコンを親が管理する必要は十分にあります。





子どものストレス
9月に入ってから雨の日がずっと続いてます。

終いには台風が来て東海地方などは小・中学校が休校の様です。

この雨のせいで、子供たちの外で思いっきり遊ぶ時間が相当減っているため、

相当ストレスが溜まっているようです。

昨日の私の教室では、その影響が顕著に現れました。

どの子もいつもよりイライラ落ち着きがなく

席を立ってウロウロする子もいました。

当然文章問題に集中できずに、

答えはおろか、絵すら描けないし、描こうとしません。

もうこうなったら少しでも体を動かして遊んで

「あー楽しかった!」っていう満足感を得ない限り

じっくり丁寧な学習はムリでしょう。


これは私の持論ですが、

健康な状態の子でもであれば

1日に消費できるエネルギーの量は各自だいたい決まっていて

それをその日のうちにほぼすべて使い切ることが

子供の健全な生活を送るうえで大切だと思うのです。

せめて8~9割は使い切らないと満足感が得られず

情緒が安定しない。ストレスが溜まる。

そうするとストレスがいろんな災いを呼んできます。


ぶっ倒れるまで体力を全て使い切る必要はありませんが。

1日にうちに使えるエネルギーの8~9割を、家に帰るまでに消費できれば

その後は心穏やかにじっくりと学習に入れますし、

ご飯食べてお風呂に入れば、

夜更かしなどせずに、コロッと寝てしまうでしょう。

それで翌朝はスッキリ早起きできるのでイイ事尽くめでしょ♪

だから毎日同じくらいのエネルギーを消費すべく

普段から元気いっぱいの子ほど、たくさん外で遊ばなきゃいけないんです!

だからこういう天気の悪い時期は、意識的に体育館などで遊ばせてほしい。


そういえば、昨日みんながイライラ・そわそわしている中

一人だけのほほんと文章題を解いている子がいました。

その日はこの子だけ、ほぼ完ぺきな解答を出していたので聞いてみると

雨の中、外で遊びまくっていたそうです(笑)





幼児が触れてはいけないもの
この記事を見て、まだどんぐりに出会う前のことを思い出しました。

http://www.huffingtonpost.jp/yoko-kloeden/iphone_b_5129860.html?&ncid=tweetlnkushpmg00000067

当時の私は、幼児に対するテレビやゲームなどの危険性を全く知らず

自分の子供に対しても、特に注意もしていませんでした。

で、その時1歳半だった次女のお気に入りは

みんな大好き「アンパンマン」でした。

当時の娘は1日に何回かアンパンマンのDVDや、

NHKの幼児向け番組を見ていました。

親である我々も楽ができました。

娘の機嫌が悪い時や、親が別のことをしているときなどは

これらの映像を見せておけば、とりあえずその場はしのげたのです。

でもこれがそもそもの間違いでした。

そのうち娘は何かあるごとに

「アンパンマン、アンパンマン、アンパンマン」を連呼するようになったのです。

それらが周りにあるときはいいのですが、

ない場合はとたんに機嫌が悪くなり、泣き出すことさえありました。

さすがにこれはおかしいと思い、

全ての映像をほとんど見せないようにしました。

最初の数日は泣いてぐずって大変でしたが、

2週間を過ぎたあたりからあまり言わなくなり、

今ではほとんどテレビを見ない生活に慣れて、全く問題がありません。


どんぐりを知った今ではその恐ろしさが良くわかりますが、

当時は何も知らずに、最悪の環境で子供を育てていたことにゾッとします。

きっと、この「みんな大好き」なキャラクターに安心してしまうんでしょうね。


そしてテレビと同じ危険性を持っているのが、ゲーム、スマホ、パソコンです。

自分の周りにあるものをどんどん吸収する子どもの能力は、大人の比ではありません。

それが良いものであればいいのですが、

ゲームやスマホのような中毒性の強い危険物であれば

その幼児の脳を破壊するのに、さほど時間はかかりません。

そして上記の記事でもあるように、

親が同じ依存症であれば、子供のわずかな異常に気付かないことさえあるのが

とても恐ろしいことです。




環境で成長する
中学生の数学を見ていた頃

図形問題を苦手とする子をたくさん見てきました。

高校入試の数学においては図形に絡む問題が全体の5割以上あるので

図形を立体的にイメージしたり描いたりする能力がないと

目標に近づくのは相当厳しいです。


中学の頃の私は図形問題が得意だったので

どうして周りの友達が、図形問題ができないのかはわかりませんでした。

しかし今では、自分の体験や今の子供たちの状況を見て

図形問題が得意・不得意になる理由がわかります。

それは当然と言えばそうなのですが、

具体的な体験が得られる環境にあるかどうか

ではないかと思うのです。


私が子供の頃は、家の裏口の傍に日曜大工の道具が入った物置がありました。

また、決して裕福ではなかった家には「もったいない精神」が強く存在し、

「これいつ何に使うの?」というような物や廃材が

物置の中や周囲にたくさんありました(実際あまり使われませんでしたが・・・)。

そしてそれは私の恰好の遊び場であり、遊び道具でした。

普段は近くの山や川や原っぱで友達や兄弟と遊んでいましたが

天気の悪い日や、友達と会わなかったときは

決まって大工道具と廃材を使って

時間を忘れて自由気ままに

イメージしたものをいろいろ作りました。

それは遊び道具だったり、不格好なテーブルやイスだったりするのですが

何を作るにも真剣に楽しんで、

時には設計図を書いてから作ることもありました。


自営業でだいたい家にいた親は、黙々と工作をする私を見て

「またあいつ何か作ってるぞ」と眺めていたと思います。

でも私がたまに失敗して

ノコギリで手を切ったり、金づちで指をたたいても

怒られたり、道具を取り上げられたりはせず

せいぜい、最後に道具を片づけ忘れて何度か注意されたくらいでした。

こういった環境のおかげで

私は自然と「空間認識力」が育ち、中学までの数学や理科での

図形や物理的な問題で、ほとんど苦労することはありませんでした。


自分の親がそこまで考えて、そういった環境を与えてくれたかどうかわかりませんが

今の子供たちと比べると、

当時の私の環境は本当に恵まれたものだったと思います。


ゲームなんてなかった30年以上前は

そんなこと普通だったかもしれませんが

現代の子供たちにとって、

私が経験してきたような環境を持っている家庭は、けっして多くはないでしょう。

そういった環境が与えられなかった結果、

現代の子供たちは、学校で教わる勉強だけでは

それを理解・吸収するためのベースになる部分が育たないまま

ことの重大性に気付かずに時間だけが過ぎて、

小学校の高学年、あるいは中学2年生ころに

これまで学校で教わったことを、

深い所では全く理解できていないことに気付くのです。


残念ながらそこでどうあがいても、失った時間と得られなかった経験は取り戻せません。

教育においては、本質的な部分でのやり直しができないのです

あとはテストでも入試でも、上辺だけの解き方と知識やテクニックだけで

何とか乗り越えていくしかなのです。

それは非常に効率が悪く、ストレスの溜まる作業であるうえに

時間が経てばどんどん忘れていきます。

現代の子供たちの低学力化の原因は、ここにあるのではないでしょうか。


12歳までは、環境如何で子供の成長する度合いが全く変わってしまいます。

便利になりすぎてしまったのであれば

身近に自然が少なくなってきてしまったのであれば

生活のスピードがどんどん速くなってしまったのであれば

自由で楽しくじっくり考えられる環境を、意図的に整える必要があると思います。

ただその環境を整えておくだけで、

無理やり引っ張りこまなくても、子供たちは勝手にそこで遊び、学びだすはずです。

ただし、せっかく環境を整えたとしても

それを邪魔するようなテレビ、ゲーム、意味のない宿題、

自由さやじっくり考える余地のない習い事などをしていては

大切なものを素通りしてしまいかねません。













上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。