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内山 武俊

Author:内山 武俊
シンク長野青木島校代表の内山です。
子供たちが「考える力」を身に着け、自分に正直に優しくたくましく生きていってほしいという想いから「ぶんぶ学院」を「シンク青木島校」へとグレードアップ&リニューアルしました!

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しんきんぐブログ
みんなが笑顔で仲良く自分に正直になれたらいいなっていうブログ
子育てで後悔しないために
先日教室とは関係ない中1の保護者の方とお話ししていて、

子育てとどんぐり理論の話題になりました。

どんぐりの独特な子育て理論に興味を持ったその方は、

今のお子さんの現状と照らし合わせて、

「もっと早くどんぐりを知って、息子にやらせたかった…」と、

かなり後悔されていました。

これまでも小5~中3の親と

こういう内容の話になったことは何度もあったのですが、

その年代のお子さんがいる親には

積極的に紹介することはしていませんでした。

だって、最後に必ずというほど

「もう手遅れですかね…?」と尋ねられるので。


これまでと同様に、この先も子供の大切な部分を見ようとせずに、

子育てを学校・塾任せで

テストの点や評価だけを基準にされるのであれば、

どんぐりを知っても知らなくても、

子育てがうまくいかない可能性は高いでしょうね。

実際うちの教室の生徒の親でも、

その点のこだわりが捨てきれずに、

いまだにテストの点や成績に関して子供に詰め寄るものだから、

なかなか情緒の安定も進化も見られない子もいます。

なんでその小さな物差しだけで

我が子を測ろうとするのでしょうね。


その子の好きなこと、得意なこと、

飽きずにいくらでもやり続けられること、

心から楽しそうに取り組んでいることを

見つけてあげてほしいし、

長所短所もわかってあげてほしいのです。

こういう意味でも、

幼少期には様々な具象体験が必要なのです。

その様々な体験の中で、子供が取り組んでいる様子を観察して、

その子の進むべき道を探してあげることの方が、

準備学習という意味でも、

計算プリントや漢字テストの勉強をさせるよりずっと大事です。

ただ日常から依存性の高い

強い刺激物(テレビ・ゲーム・インターネット)にハマっている子は、

様々な具象体験にあまり興味を示さなかったり、

休みの日が全てスポ少で埋まってしまう子も余裕がなくて、

すごくもったいないなあと思います。

いずれにしてもどんぐり理論を知って(できれば早い段階で)、

正しく理解して実践できれば、

幼少期にしなければならない大切なことを

素通りせずに済みますし、

穏やかで楽しい親子関係を続けられると信じています。

どの親も我が子のことで

手おくれや後悔の念に駆られたくはないのは当然ですよね。






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子育てと自然
10月の秋晴れの日曜日に、地元のキャンプ場に行ってきました。

連休の紅葉シーズンだったので

もしかしたら混んでるかな~と思ったら

案の定渋滞にハマりました。

これがあるので今まで敬遠していたキャンプ場でしたが

人気があるのもうなずけるほど、いい景色の中のキャンプ場でした。

 IMG_0852.jpg

IMG_0851.jpg

このキャンプ場の端には川が流れており

テント張った後に、娘とその川で遊びました。

深いところでは膝くらいまでの深さの川でしたが

さすがにこの時期では、水の中に入って遊ぶことはできなかったので

笹舟を作って流して遊ぶことにしました。

IMG_0869.jpg 

するとそれを見ていた他の男の子が

「僕も笹舟作りたい!」と、お父さんにせがんでいます。

お父さんは少し困った顔をしながら

おもむろにスマホを取り出し、

笹舟の作り方を調べているのか、

しばらくしてから「わかった、オーケー!」と言って

妹と母親も交えて、家族4人で笹舟を作り出しました。

誰も笹舟を作ったことがない様子で

4人であーだこーだ言いながら、楽しそうに作っていました。

男の子が作るのを側で見ていたお父さんが

たまにもどかしそうに、「だからこうやるんだよ!」と

ちょっと怒り気味に教えていたのが玉に瑕ですが、

みんな楽しそうでありながら真剣な様子を見ると

子どもたちは普段できないことに夢中になっているようでした。


同じように河原の別の場所では、

小4くらいの男の子と、年長くらいの女の子が

気温12度くらいの高原の河原で

裸足になって石の上をピョンピョン飛び跳ねて楽しんでいます。

どうやらその子たちのお父さんはその場にいないようで

足を滑らせれば、全身ずぶ濡れだろうなって感じではしゃいでいるのを

お母さんがヒヤヒヤしながら止めさせようとしていました。

「もうやめてよ~! 濡れちゃっても着替えないんだよ!」

「お父さん待ってるから、早く戻るよ!」

みたいなことを何度も子供たちに投げかけているのですが、

子どもたちは全く聞いていない様子で

かまわず石の上を楽しそうに、でも慎重に渡っていきます。

そのときの子供たちの表情が、

あまりにも穏やかで自然な笑顔で楽しんでいたせいか、

そのうちお母さんも諦めた感じで小言を言わなくなり

お母さんも穏やかな表情で子供たちを見守っていました。


最近はキャンプ場に来て、

こういう家族の様子を見るたびに

自然の中でする子育ての重要性をひしひしと感じます。

子どもたちは本能的に自然を求めています。

健全な成長には欠かせないからです。

手っ取り早く、心の安定と笑顔を取り戻したければ

自然にお願いするつもりで、その中に入っていけばいいんです。

日常生活の中で撮った家族の写真と

自然の中で思いっきりやりたいことを自由に楽しんだ時の家族の写真を

見比べてみてください。

たぶん多くの親は、

子どもも大人も、人間は自然の一部だと再認識するはずです。

IMG_0863.jpg 



思考停止の中学生にならないために
以前中学生中心の塾をしていた時に

子どもたちの学習に対する基本的な取り組み方をみていて

常に気になっていたのが、

「何も考えずにただ作業しているな…」

ということです。

もちろん勉強しているので頭は使っているのですが、

創意工夫が一切ないのです。


ただでさえ部活などで忙しいのに

創意工夫のないやり方では、無駄に時間と労力とお金だけを浪費し

テストが終わればすぐに忘れてしまうことが多いです。

まぁお金は親が塾に払うから関係ないかもだけど、

そのお金でテスト対策のプリントをやって、点数を取らせてもらって、

自ら考えて工夫するチャンスを失ってるのはどうかと…

ただこれはテストの結果や、どこの高校に進学するとか以前の問題で、

こういう子たちを見ていると、目先のテストよりも

将来社会人になってからの方がずっと心配です。


では中学生で考えない・創意工夫がないとは、具体的にはどういうことかというと…

  • 漢字や単語の練習を、ただノートに何個も同じ字を繰り返して書く
  • ワークや問題集を解くときに、問題の答えだけを記入して、式や過程を書き込まない
  • 答え合わせをして間違ったところに正解だけを書き写す
  • テストが終わった後に間違えた問題に取り組まない
  • 楽で形式的な解法だけを受け入れ、独自の答え方を工夫して考えない
  • ”なぜそうなるのか?”という因果関係に興味がない
  • 何のためにノートを作って、何のためにテストを受けるか考えない

具体例の一部です。

みんなとは言いませんが、多くの子がこんな感じでした。


でもこれ仕方ないんです。

子どもたちは悪くないんです。

だって、小学生のころから…

もっいうと未就学のころからずっと

こういう頭になる教育を、親と先生から受け続けてきたのですから。

親が勉強を教えていなかったとしても

そうなる環境を与えていたんです。

学校では大量暗記とパターン・スピード学習が中心。

家では同様の学習のくり返しを宿題として大量にこなす。

さらにテレビ・ゲーム・インターネットといった

”反射”を伴う強い刺激を受け続け

習い事尽くめで心が休まる余裕もない。

親子のやり取りの中では、ことあるごとに急かして指示を出し

すぐに答えやヒントを教え、手を出し口を出すので

子どもが自発的に考える間すら与えてもらえない。


これらの結果として必然的に

「思考停止状態の中学生」を生み出しているわけです。

だから12歳までは上記のようなことに気を付けて

子育てをしてほしいのです。

具体的な学習方法や子育て法は

全てどんぐり倶楽部に収められています。

9歳までにどんぐりを知った人は

力を抜いて、丁寧に取り組んでみてください。

正しくできていれば、

心配するような結果にはならないと思いますよ。









ホントの賢い子を育てたいなら
私は自分の子供に「賢く」なってほしいと思っています。

でも学校の勉強ができて、

テストで満点取って

いい高校に入って

いい大学に入って

立派な学歴を付けてほしいなど

微塵にも思ったことはありません。

なので、いきなり「どちらの大学を出てらっしゃるの~?」

と聞いてきたり

我が子を高学歴にしようと必死になっている親を見ると、

できれば関わりたくないな~と思います。

たぶんそういう方とは「幸せ」の価値観が全く違うので、

話がたぶん通じないだろうな~と考えてしまうのですが、

先日久しぶりに、そういう親子に会いました。

親だけだったら何てことなかったのでしょうけど、

子どもの状態を見た時に

「あぁ…この子大変なことになってる…助けてあげたいけど…」

と、何とも悲しい気持ちになりました。


まだ7歳のその男の子は

すでに多くの習い事や先取り学習をしているらしいのですが、

とても外で遊んでるとは思えないほど、色白で体は細く、

分厚い眼鏡をかけたその目は、

話をする私の目と一切合わずに、ずっと遠くの1点を見ています。

私から話しかけても、反応して返答してくるのは5回に1回ほど。

そしてその声は何を言っているのかわからないほどか細く小さい。


あまりじっくり話す時間もなかったので、

さらっと、こういう学習もありますよ~

ということでどんぐり式を紹介しましたが、

あまり関心がない様子で、

きっと学校の勉強がよくできる子を育てようと必死なのだな…

というのが感じ取れました。

我が子が健全に成長するという事は二の次なのでしょうか。


この親子の件は極例に感じるかもしれませんが

大なり小なり同じ様な状態の子は時々見ます。

そしてそういった子の親と話すと、

学歴や学校教育の魔力に取りつかれ、

目先の点数を欲しがるので

どうしても成長段階の子供に与えてはいけない刺激を

沢山与えてしまっています。

知育教育

フラッシュカード

パターン・スピード学習

実態を伴わない知識偏重型の学習

これらは子どもの健全な頭の成長を考えたとき

ほとんどが害になるものばかりです。

本当の「賢さ」を求めた時に

小学生までの学習で重要なことは

「できること」でもなければ「量やスピード」でもありません。

「深くわかる(理解する)こと」が最重要であり

取り組むものは「量より質」が大切です。


そしてなにより日々の子供の表情を観察して

笑顔がなければ、何か「大きな問題」があることに気づいてほしいのです。

心の成長と頭の成長

どちらも同じくらい大切ですから。









子供たちの思考と成長を邪魔するもの
しょうざんに入会して3か月ほどの小2の男の子

お絵かき問題を解いて、私の所にもって来るたびに

「どうせ間違っていると思うけど…」

「よくわからないけどできたから…」

などと、必ず一言添えながら解いた問題を持ってきます。

結果としては8割ほどの正答率で、始めて間もない割には悪くありません。

細かい内容としてはまだまだ修正の余地があるのですが

いつも自己否定的な言動が気になる子です。

別の最近流行りの言い方をすれば

自己肯定感の低い子ということになります。


「丁寧にできていれば、間違ったって別にいいんだよ。

失敗はお宝なんだから、次に挑戦した時にきっと正解するよ」

と言い続けても、なかなか自己否定をやめようとしません。

おそらく日々の生活の中で、ちゃんとできることを強要され、

出来なければ否定的な言動を周りから言われ続けてきたのでしょう。



近年の統計調査でも、

先進国の中で日本の若者は、特にこの自己肯定感が低いことがわかっています。

自己肯定感が低いと、

自分の人生がつまらなくなります。

生きるのがつらくなります。

自分は幸せだと感じられなくなります。

だから今うつ病の方が増えているんです。すごい勢いで。


せっかく自分が感じたこと、思ったこと、話したこと、行動したことを

たとえ親とはいえ、自分以外の人間に否定され続けていたら

どんな人でも自分の存在理由や価値さえも、ポジティブに考えられなくなるでしょ。

そんな環境で幼少時代を過ごしてしまったら

この先の長い人生をずっと下を向いて歩く体質になってしまいます。

だから子供に対して、大人の「常識」とか「普通」という概念や

学校教育という閉鎖的な価値観だけで評価するのは、本当に危険です。

テストで100点取らせることが、その子の長い人生でどれほどの価値があるのですか?

言われた通りのことができて、何でも素直に聞き入れる子が、

将来自分の価値判断で考えて行動できて、幸せになれると思いますか?

失敗を許さず完ぺきにできることを強要し続けて、

失敗を恐れて、探求心や挑戦することを捨て去り、

失敗から何も学べない大人にしてしまっていいのですか?


周りの大人が子供の目の前に、勝手に高いハードルを置くのは止めましょう。

子供の顔から笑顔が消え去り、

自分で考えたり工夫する楽しさを根こそぎ奪っていますよ。