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内山 武俊

Author:内山 武俊
シンク長野青木島校代表の内山です。
子供たちが「考える力」を身に着け、自分に正直に優しくたくましく生きていってほしいという想いから「ぶんぶ学院」を「シンク青木島校」へとグレードアップ&リニューアルしました!

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9歳までの学習で注意すべきこと
小1の次女は学校で算数の1桁の引き算の勉強をしています。

最初は描かれたイラストを見ながら「のこりは~」を学習して

その後で計算問題をやらされてます。

具体的にはこんな感じ。

キャプチャ 
1. こびとが (     ) にん います。(     ) にん かえりました。 のこりは なんにんに なりましたか。


描いてあるイラストをながめて、( )内に数字を入れて

引き算の「のこりは」とは何かを理解します。

この様な問題を様々なイラストを見ながら2~3個やったら、

今度は別のイラストを見て、( )内の数字だけではなく

文章問題そのものを最初から最後まで作ります。

といってもほとんどの文章が、1.の文の主語と単位を変えて書くだけの

パターン学習です。


そしてその後はお決まりの数式だけの計算問題です。
キャプチャ2 

まあ、絵図を利用した文章問題を先にやってから

計算問題をやるあたりは、「引き算の本質を理解してから…」

という先生の意図が見えて、多少親切かなと思います。

が、残念ながら引き算の原理は理解できますが、自分のものにはなりません。

しばらくすると忘れてしまいます。

決定的なものが足りないのです。

それはオリジナルの絵図を使ったイメージ化です。

この先、問題文(文章問題)を読み解いていくにあたって最も大切なのは

その言葉や文字からイメージ化をする(深い理解をする)ということ。

そのためには、

すでに書かれた絵図から問題文を書き起こしたり立式することではなくて、

『文章(問題)から自分の頭で内容をイメージ化し、それをイラストとして描きだすこと』

という練習が最優先であり最重要項目なのです。

そして答えを探すときは、自分で描いた絵図を使って答えを出す。

それが楽しく正確丁寧にできない限り、

どんなにイラストから文章が書けても

どんなに計算問題がたくさん速くできても

最終的な思考力育成にはつながらないのです。

なぜなら思考力育成とは

オリジナルの思考回路作成に他ならないからです。

他人が描いたイラストでは無意味なのです。

仮に同じような絵でも、他人が描いたものと自分で書いたものでは

全く似て非なるものなのです。

そしてこの文章からのオリジナルの絵図化が丁寧にできていれば、

計算問題などは確認の意味で

ゆっくり丁寧に1~2問やれば十分です。

たぶんほとんどの子が学校の授業でたくさんの計算問題をやってくるので

さらに家や塾で同じような計算問題をすることなど「百害あって一利なし」です。

だから〇文式などのプリント学習の教室はキケンなのです。

深いところでの理解と、オリジナルの思考回路作成を全くしないので。

そこで行われているのはただの「反復パターン学習」です。

つまり脳内で行われているのは「反射」です。

なぜそういったものが「百害あって一利なし」なのかは、またいずれ書きます。

もう書いたかな?


いずれにしても9歳までの学習で最も注意すべきことは

「深い理解をともなった、文字や言葉からのイメージ化」です。

ココをおざなりにして、本当の賢さは得られませんし、

勉強嫌いになる子もいれば、感情(心)を潰されてしまう子もいます。

だから私は自分の子供に「反復パターン系」の宿題はほとんどやらせていません。

これから出る、夏休みの宿題も同様です。

もちろん学校の先生の了承は得ているので安心です♪






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知ってほしい
今年度に入ってゴールデンウイークが明けたくらいから

小4の二人の男の子の様子がおかしいことに気が付きました。

お絵かき問題が解けなくなり、

「分からない」を口にすることが増えました。

それぞれ全く性格の違う二人で小学校も別々です。

共通するのはどちらも4年生ということ。


一人はどんぐり歴2年ちょっとで、普段からやんちゃで元気な子。

それでも丁寧で楽しい絵を描く子なのですが

「考える」段階になると、描いた絵を使わずに計算のみで答えを出すことが増えました。

当然それでは無理が生じ、「分からない~」をつぶやくことも…

コリャいかんと思って本人や親にいろいろ聞いてみると、

どうやら4年生になってから、急にクラスで

「み〇りっこ計算」という音声計算をやりだしたというのです。

しかも学校だけでなく、家で宿題でもやらされているという始末。

実際に使っている教材がこちら
足し算 
引き算 掛け算割り算
4年生なのに、足し算から割り算まで

全てパターン丸暗記でスピードを重視した最悪の学習法です。

答え 
こちらはペアになってやるときに、チェックする子が見ている答えです。

チェック表
こういうチェック表で進度や秒数を明確化して

やる気を煽ります。 


次にもう一人の子のお話ですが

こちらはどんぐり歴1年半ほどの大人しい男の子

最初は絵を描くことがなかなかできずに苦労しましたが

半年以上かかってようやく文章通りの絵図が描けるようになり、

答えも少しずつ正解にたどり着くようになり、これから更に楽しみな子だったのに

やはり5月くらいから楽しく絵が描けなくなり、

答えにたどり着くどころか、文章問題そのものが嫌そうだったので

親に聞いてみたところ。

こちらは花〇学習会の教材を学校と家でやらされていたということが分かりました。

その教材がコチラ。
CCF20170601-001.jpg 
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CCF20170601_0002.jpg 
CCF20170601_0001.jpg 
どこでもやってるような計算ドリルを

「気合いと根性」でひたすら大量に速く解かせる

お決まりのスピード・パターン学習です。

もうため息しか出ません…

この子の親が担任の先生に

こういった計算ドリルをやらせたくないと申し出たところ

この教師は「勝手にしろ!」と捨て台詞を吐いときながら

学校で最後まで終わらせるように強制しているということでした。

上の写真の4枚目はこの子が実際にやらされたものですが

途中で止めてしまっている子に対して

「さいごまでやりきろう」と一言。

どうしてこの子が途中で投げ出したのか?

その理由を全く考えない、結果オンリーの教師だということが見て取れます。


小3まで計算問題を重点的に勉強してきた子は

脳の神経回路作成の最終段階に入り始める小4で

こういった実態を伴わない、記号に反射的に対応する

スピード・パターン学習で単純思考回路を更に強化し、

とどめの一撃を与えられているわけです。

おそらくこういったクラスの多くの子は

この先、5年生、6年生と進むほどに

義務教育レベルの簡単な文章問題ですら「わからない」と言うでしょう。

これらの教師に悪意があるわけではないでしょうが、

子供たちの反応や表情に何も感じず

《早く正確に》計算ができれば応用(文章)問題ができると思い込んで

子どもたちを勘違い教育の犠牲者にしてしまっているわけです。

そしてこれは今この瞬間も全国の小学校で行われています。

コレこそが【教育犯罪】と言わずして何と言えばよいのでしょうか。

何もわからずに苦行に耐えている子どもたちが可哀そうすぎます。


この度長野県内でも糸山先生の講演会が開かれますが

ぜひこの機会にご参加いただいて

子供たちが日々与えられてる学習(脳に与える刺激)が

本当の賢い頭を育てる意味で

本当に正しいものなのか?

リスクはないのか?

健全な成長に反していないか?

ストレスを溜めずに心穏やかでいられるのか?

という点でも比べて考えていただきたいと思います。

そして「どんぐり理論」という

同じ人間力を高める子育て・学習理論でも

やろうとしていることは全く真逆であるということを

親も先生も知ってほしいと思います。

実践するかしないかは皆さん次第ですが

子どもたちを教育犯罪の被害者にするかしないかは

大人たち次第です。







感じ、味わい、楽しむこと
先日、恒例のしょうざん山歩きをしてきました。

1か月前に下見で登った「飯綱山」ですが、

今回は山頂にあった雪はすっかりなくなり

天気が良く気温も涼しめで、絶好のコンディションでした♪

去年に比べると大幅に標高が上がり(1,917m)、

道中も岩場が多く、傾斜もキツイ本格的な登山なのですが

多くの子供とその保護者が参加してくれました。


初心者向けの山とは言え、大人でもかなりキツイ道中となりましたが

それぞれのペースで全員登頂できました!

とは言え、しょうざんの山歩きは登頂が1番の目的ではありません。

1番の目的は

感じて

味わい

楽しむこと

です。

これを出発前に全員に伝え、準備運動をしてから登り始めました。


途中だんだん道の傾斜がキツくなってくると

特にやんちゃな男の子たちは

「疲れた~、喉乾いた~、休憩する~」

を連呼するのですが、

それでも途中めずらしい草花があればじっとのぞき込んだり

鳥の声が聞こえれば、その鳥の解説をしながら鳴きまねをしたり

雲が近いところをかなりの速さで動いているのに驚いたり

ひらけた見晴らしのいい場所まで登ると

「わ~すげ~!」、「きれいな緑だね~!」、「うわ~高い~!」

などなど、一斉に感じたことを口にするのでした。

これは日常では体験できない、

ここでしか味わえないことです。

こんな感じでゆっくり楽しみながら山を歩いたので

予定よりも1時間近くオーバーしてしまいましたが

何物にも代えがたいことですので、そこはご愛敬♪

学校の登山ではそうはいかないかな…


ところで、登り始める前に伝えた

「感じ、味わい、楽しむ」ことは

じつは保護者の方へのメッセージで

子どもたちにはそんなこといちいち伝えなくても

本能的にその能力を持っています。

しかし現代の多くの子供たちは

「できる」ことを目標とした細かい指示を出されたり

じっくり考えるための「間」を与えてもらえず急かされたり

一見無駄と思えるものは、極力合理的に排除されたりするので

学ぶことの源泉ともいえる「感じ、味わい、楽しむ」という経験を

日常ではじっくりさせてもらえず、

ただ感情やイメージを伴わない「結果」だけで

親や先生から評価されています。

低学力化・勉強嫌いの一番大きな原因はコレでしょう。


だからどんぐり倶楽部はまず

「感じ、味わい、楽しむ」ちから、

つまり「感味力」の育成を重要視します。

感味力を伴わない学びには、その先がないのです。

そんな子は、応用や発展はおろか、

ただ目の前の問題を解くことができるという

上辺だけの学力を付けているだけなので

勉強が苦痛になり、やがて嫌いになります。

必然的なことです。

だから今回の登山でも保護者に向けて言ったつもりです。

「感じ、味わい、楽しむ」ことを大切にしてくださいと。

結果的に感味力が育った子は人生を楽しむことができます。


来年はどの山を歩きましょうかね…











ついに宿題マシーン稼働か!?
どんぐり理論で子育てをしていると、大きな問題(親の課題?)の一つに

「学校の宿題」があります。

最初はどの親も「宿題を子どもにさせない」ことに大きな抵抗があるようですが、

親が実際にその宿題をやってみると、その無意味さと有害性がよくわかると思います。

その後に「これやって賢くなると思いますか?」

と尋ねると、ほとんどの親が

「賢くはならないと思います。でも…」と答えます。

ここでさらに深く調べて学んでください。うわべだけの常識や先入観を捨てて。

  『父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって、生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、自立心を育成し、心身の調和のとれた発達を図るよう努めるものとする。
 国及び地方公共団体は、家庭教育の自主性を尊重しつつ、保護者に対する学習の機会及び情報の提供その他の家庭教育を支援するために必要な施策を講ずるよう努めなければならない。』

このように、まず法律では家庭での学習は親の責任であり、

学校は強制ではなく支援する立場でなくてはなりません


また日本より学力や生産性の高い国では、宿題というものが無いに等しい、

もしくは法律で禁止されています。

特に北欧やヨーロッパの国が有名ですが、

最近ではその有害性に気づいた

中国でも宿題を禁止しているようです。


ここまでを理解していただけたら、

あとは学校の先生に交渉することをお勧めします。

宿題マシーンを稼働することも、

親が宿題を体感する意味では重要ですが、

親の負担が増えて、親がイライラするのもあまり良くないので…

どうしても交渉できない

波風立てたくない

どんぐり子育てをこっそりやりたい

ということでなければ粘り強く交渉したほうが、結果楽ですよ♪


先日も小1の次女の家庭訪問があったので、

事前にお手紙で別日に時間を取ってもらい

学校まで出向いてじっくりお話ししてきました。

いろんな方の体験談を伺っていたので

資料を揃えて準備万端で臨んだところ

担任の先生・教務の先生・教頭先生が同席の

3対1の話し合いでしたが(全然家庭訪問ではない…笑)

30分くらいの話し合いで、アッサリ免除していただきました。

先生方がどんぐり理論に興味を持たれたかどうかは微妙ですが、

私なりの教育哲学はしっかりと伝えられたと思います。

たぶんポイントはここだと思います。

母親ではなく父親が出向いて話をしたことも

相手が聞き入れてくれるには

多少アドバンテージになるかもしれませんが

大事なことは親として

「我が子にどういう人間に育ってほしいか」についての

明確な考え(哲学)を相手に伝えられることだと思います。


子どもの人生にとって、学校(特に小学校)の先生って

我々が思っている以上に大きな影響力を持っています。

親が何かを言っても、「先生が○○って言っていたからダメ!」

と跳ね返されるくらい、親よりも先生が絶対的な神のような時があるくらい。

そこで先生の考えと親の考えがあまりにもかけ離れていたら、

一番つらい思いをするのが子供になってしまいます。

だから先生との話し合い&交渉をすることで、

両社が同じ方向性を示した方が

実は親の宿題マシーンの負担以上に

子供の精神的な負担が少なくて済むのです。

友達に何か言われても、先生が認めてくれていれば安心ですしね♪

まあ願わくば先生がどんぐり理論を取り入れての

クラス運営をしていただければこの上ないのですが、

そこは焦らずじっくりいきたいと思います。(笑)


話し合いの最後に、お互いに情報交換など

協力し合って子育て&教育をしていきましょうと

おっしゃっていただいたので

やっぱりちゃんと話し合いと交渉ができて良かったなと思いました。

ぜひ我が子のために勇気を出して先生と話し合ってみてください。

できればお父さんも一緒に!

夫婦で協力すれば、交渉もスムーズにできると思いますよ。







デンタくんのちから
この春から小1で数字を書く練習から始めている次女ですが

実は年長さんのころからデンタくんの練習をたまにしていました。

といっても月に1~2回ほど

指を使った数遊びをしていただけです。

おままごとみたいな感じで、

私が右手の人差し指を立てて「こんにちは!」から始まります。

すると娘も自分の人差し指を立てて「こんにちは!」と返してくると

指遊びのスタートです。

それから私が「今日はお友達を2人連れてきたんだ」

と言って左手の指を2本立てて右手の人差し指と合わせます。

すると娘もそれを真似て「私もお友達を連れてくるね!」

と言って同じように左手の指を3本立てて、右手の1本と合わせます。

この時に「いっぱい集まったね!今日はみんなで何人集まったかな?」

と聞いたりすることもありました。

そこからはさらにお友達が増えたり、

たくさんのお友達でかくれんぼしたり鬼ごっこしたりして遊びます。

そしてしばらく遊ぶと、お友達の何人かは「ご飯の時間だからお家に帰るね~」

と言って立てた指の数を減らしていきます。

すると今度は「お友達減っちゃったね、今何人いるかな?」

と聞いたりもしました。

最後は「じゃあね~、バイバイ~」で、お友達がみんなお家に帰って終わるのですが

こんな指遊びをほんの10~20分くらい、1年間ほどたまにやっていました。

もちろん私は小学校からの準備学習のつもりで

デンタくんに慣れておこうと思ってやっていたのですが

娘にとってはただの楽しい指遊びというだけでした。


そんな次女も小学校が始まって少しずつ数のお勉強を始めたので

最近、車に乗っているときに前の車のナンバーを使って

足し算の問題を出してみました。

たとえばナンバーが「42-53」だったら

4+2はなんでしょう?という感じで。

ちなみに学校ではまだ足し算は始まっていません。

しかし娘は少し考えてから「6!」と答えたのです。

おお!あれ?できちゃうの!?

と少しビックリした私は立て続けに

「じゃあ、5+3はいくつでしょう?」

と聞くと、また娘は少し考えてから「8!」と

ハッキリと答えました。

むむむ…できちゃうのか…ならばこれはどうだ!と

次は「6+8はいくつでしょう?」

と聞くと、今度は少し長く考えてから「14かな…?」

と少し自信なさげですが正解です。

さすがにこれはおかしい(笑)と思ったので、

「ねえ、どうしてその答えが出たの?」

と聞くと、「頭の中で指を数えたの!」とハッキリ言いきりました。

う~ん、恐るべしデンタくん。

月に1~2回指遊びをして、お友達を増やしたり減らしたりしただけなのに…

ただその時にはストレスを感じることなく

楽しみながら指でかくれんぼをしただけなんですけどね。


でもこれで確実に言い切れます。

小学校に上がる前から知育玩具を使ったり

簡単な計算ドリルなんかやらせる必要はありません。

いや、やらせちゃいけません。

そんなことをしなくても、

たま~に、ゆっくり丁寧な指遊びをしていれば

自然と数の概念が最高の教材(自分の指)を使って

イメージ化できるようになってきます。

それが本来持っている子供の力なんです。

12歳までの教育は「じっくり・ゆっくり・丁寧」に

お金を使わず、労力もかけず、ストレスも感じず

わずかな時間と工夫することで

笑顔をなくすことなく

大切なものを確実に育てていきましょう。











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